こんにちは、蘇芳です。
2022年が始まり、あっという間にひと月が過ぎようとしています。
遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いします。
インク沼への誘い
皆さん、福袋はお好きですか?
「毎年買ってるよ!」という方
「要らんモンが入ってるから買わない!」という方
様々かと思います。
かく言う私は後者。
私の子供の頃の福袋って、前年の売れ残りの厄介者をザバーッと詰め込んで『福袋』と称しただけのシロモノというイメージ。
そのイメージをずっと持ったままだったので、この年になるまで一度も手を出したことがありませんでした。
そんな私に、2021年末。
ある衝撃の出来事が。
それは、地元の文房具専門店からスマホに送られてきた
「新年初売りセール」のお知らせでした。
たくさんのお買い得品が並ぶ中、
『数量限定 福袋』の文字。
いつもだったら絶対スルーするんだけど。
なぜか心を鷲掴みされてしまった…
「インク&ガラスペン福袋」
いやいやダメダメ!
ヤバい。
これ絶対ヤバいやつ。
手を出したらアカンやつ。
そう思って、届いた通知をそっと閉じてしれーっと年を越したのに。
「え?買うんでしょ?要らないの?」
自分のスマホにも同じ通知が送られてきていたニヤニヤ顔の悪魔はそう言うと、私を車に乗せて正月2日の空の下をヒャッホー!!と走り出したのでした…
ここは底なし沼の入口
オープン直後のお店に到着すると、店内の特設コーナーにはすでに、それぞれお目当ての福袋を物色するお客さんたちが数組。
私の狙うインク福袋は限定2セットのみ。
まさか、もう売り切れていたらどうしよう…
いや、まあなんだ、それはそれでご縁が無かったというか、散財しないで済んでラッキーだったということで…
そんな私のグルグル思考は
「ねー!インク福袋これでしょー♪」
という旦那さんの得意そうな笑顔にあっさり吹き飛ばされ、
「え、ほ、ホントに良いのかな…」とまだグズグズしているのを
「逆に買わないって選択肢は無いでしょ~ヘラヘラ」と軽く一蹴。
ありがたいことに中身の見える状態の福袋の2セットを見比べて、明らかに内容の良い方を選ぶとレジへ直行。
人生初の福袋をゲットして帰宅したのでした。
うおおマジかよ…
開封の儀
買ったはいいけど、眩しすぎてなかなか手が付けられずにいた貧乏性。
ようやく意を決して開封いたしましたのでご紹介します。
内容は以下のとおり。
- Pilot 色彩雫 全24色(ミニボトル)
- ガルフストリーム ガラスペン1本
- ガルフストリーム ガラスペンキャップ(イタリアンオイルレザー)
- MIDORI MDノート ライト(文庫サイズ)無罫 3冊組
- 購入店の商品券3,000円分
こんな、なんとも贅沢な内容の福袋。
何だろう…めまいがする。
憧れのガラスペン
まずはガラスペンから。
ガルフストリームのガラスペン。
お恥ずかしいことに、今まで高級文具に縁がなかったので、ガルフストリームさん存じ上げませんでした。
ごめんなさいテヘペロ
芯に銀と赤茶のキラキラが入っていてとても綺麗♪
画像だと分かりにくいですが、人差し指のあたりの一番太い部分の軸が四角くなっていて、単体で置いても転がりにくい形になっています。
これなら、ペン置きいらないかも。
ぬーん、職人さんの愛と技。
すぐ使ってみたい!!!
…と鼻息荒くワクついたのですが。
先端にかぶせてある割れ防止のカバーが全然はずせないんだコレが!!
何度引っ張ってもまったく取れない~(´;ω;`)
力を入れたらパキッと折れそうで、どうしても思い切れない!!
…仕方ないので、カッターでちまちま切り外しました笑
同じガルフストリームさんのガラスペンカバーも福袋に入っていたので、付けてみました。
ガラスペンにカバーがあるなんて、50年生きてて知らなかったよ…
長生きはするもんじゃの…
Pilot 『色彩雫 iroshizuku』
さて、今回の福袋のメインがこの色彩雫24色セットです。
発売されたばかりの新色3色も入れるというご乱行。
本気で太っ腹すぎるぜハイノートさん。
ミニボトルのセットというのが個人的にめちゃくちゃ嬉しい♪
いろいろ使ってみたい、飽きっぽい私にぴったりです。
たくさんの色が並んでいる、という眺めが快感…
よだれ通り越して吐きそうです(我慢して)
実際に書いてみた
次々に試してみたいところですが、既にハアハアしすぎて倒れそう笑
とりあえず新色の「翠玉」のみ試し書きをしてみたいと思います。
翠玉…エメラルドのことですね。
綺麗な響き。
うあああ…ペン軸の銀色とインクの相性が良すぎる…
泣いていいですか…(我慢して)
このガラスペンが衝撃の書きやすさ!
というか、私の好きな書き味でした♪
実は日本製の竹軸のガラスペン(太・中・細の3本セット)と、旅行先の黒壁ガラス館で購入したイタリア製の小振りなものを持っているんですが、イマイチ私の思っていた感触とずれていて「ガラスペンと相性悪いのかな…」と思っていたんです。
しかし、これは良い~!
インクのもちも良い~!
ガラスペンってよく「一度インクをつければ、はがき1枚くらいは書けます」と聞くんですが、私の持っている過去の4本は一行半くらいがやっと。
「はがき1枚なんて全然ウソじゃん…」とがっかりしてました。
でもこの子はいけそうだぞ!
あとでお手紙書いてみよう~♪
インク、どう整理する?
さて。思わぬ数のインク瓶が増えてしまいました。
収納どうすっかな~。
本音を言えば専用の木製インク棚でも作りたいところですが、試しにマニキュア収納に使っているダイソーさんのスタンドに置いてみました。
おっ♪
なかなかイイ感じ。
2段重ねてみました。
間に合わせにはこれで十分ですね。
でも、本当はインクってあんまり光が当たったらダメな気がする。
100均の本型ケースとか木箱とか改造したらなんか出来ないかな…
もうちょっと考えてみます。
ガラスペン×インク=楽しい♪
いかがでしたでしょうか。
万年筆も良いですが、キラキラとしたガラスペンも素敵です。
いろんな色のインクを使ってみたい方には、ペン先を水で洗えばいいだけのガラスペンはとても良い相棒になってくれるはずです。
そして、大好きなお友達や遠方の方に、なかなか直接会えない昨今。
お気に入りのガラスペンと大好きな色のインクで、相手の笑顔を思いながらお手紙を書くのも楽しいのではないでしょうか。
それでは、今回はこの辺で。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!